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駄話をひとつ

ブックカバーおかけしてよろしいでしょうか?

と書店レジにて聞かれた際に、必要or不要を答えるまでの

その、短い間に、毎回逡巡してしまうという話です。

いや、いらないんだ実際カバーは。

読んでるとちょいちょいずり上がってくるし、本棚や机で、読み途中の他の本と区別がつかなくなってしまうし。

ならSAY,NO!でええやないか。

なんでできん。

レジにて書店員と対峙する度、こんなことがテレパシー能力者よろしく頭をよぎるからです。

カバーかけへんのかいな、ははーん、さてはあんさん外で本読むような時、これみよがしに「わて、こんなん読んでまっせ。」と、電車やら喫茶店やらで居合わせた不特定多数の面々に主張せんとしているな、と。

そしてその問答をおしてなお、邪魔なんだ、カバーは。

にもかかわらず、10回に2回はカバーをかけてもらってしまっている自分がいる。

ちょっと小難しい本や気の利いた本(あくまで当社比)なんか買うときは、

てきめんにカバー要、不要の判断がにぶるわけです。

そしてその虚栄心を悟られまいとする虚栄心が勝った時、

わたしの本にはカバーがかけられるわけなのです。

ちなみに布カバーを愛用している人を見るにつけなんか、精神的に負けた気がしてしまう…。

胸を張って「不要です!(だって布カバー自分でかけるから)」と言えるわけですし。

ま、逡巡するっちゅうことはそんな欲目が少なからずあるっちゅうことで、

やんなっちゃいますねえ、よこしまで。